受験生2学期の考査も終わり、あとは本番での得点力を身につけるのみという状況になってきました。

最近このような出来事がありました。
積み残しをなくすために、残っている再テストを消化するようにアドバイスをしたところ、歯切れの良い返事を聞けなかった生徒がいました。
受験に向けてまっしぐらに進むべき今の時期、「やろうとしない理由」が気になって尋ねてみました。
すると、「この単元どうしても苦手で、できる気がしない」という答えが返ってきました。

講師は、「よくぞ言ってくれた」という態度で、「じゃあ助けるからそのテスト解こうとしたところまで見せてよ！」
と返答し、授業が終わった後の居残りでその生徒に指導しました。

22：30が居残り終了の帰宅時間ですが、生徒は達成感いっぱいの表情で部屋から出てきました。
その生徒はわからないところその後も積極的に聞くようになり、学習の循環が良くなってきました。

生徒が躊躇するときにこそ課題が見える

最近あった出来事を紹介しました。受験生と言えど中学生です。足踏みしてしまう時も出てきます。
我々はこの瞬間こそが、生徒の「乗り越える課題」が垣間見える瞬間だと感じています。

・「ためらい」を見逃さない観察
・それをスッと自分の力で乗り越えられるようなアドバイス

このように、1人1人に目をかけて細やかな指導をできるのは、目が行き届くクラス人数で指導している久保田学園だからこそだと思います。

先日の記事(冬からの頑張りで変わる！)にも上げていますが、受験生は1点の差で合否が分かれます。

1人1人に気をかけ、目をかけ、生徒が自分の壁を乗り越えられるよう指導していく「久保田マインド」をもって、本番まで熱く受験生を指導してまいります。