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2025.11.30

【大学受験突破シリーズ】偏差値を“糧”にする:難関大をつかみ取るための実践戦略ガイド[全高校生対象]

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大学受験において、模試と偏差値は避けて通れない存在です。
ただし、この数字を「未来の合否を決める絶対的な判定」と捉える限り、模試は不安を増幅させる材料にしかなりません。難関大学に合格する受験生は、模試を評価ではなく“戦略の材料”として扱う姿勢を徹底しています。本コラムでは、偏差値を正しく理解し、それを合格への行動へ転換するための実践的な活用法を整理します。


偏差値の本質:絶対値ではなく「位置情報」

偏差値とは、同じ模試を受けた集団の中で、自分が平均からどれだけ離れているかを示す相対的な位置情報です。
偏差値50は「平均付近」。そこから上下に10離れるごとに、上位16%・下位16%といった具合に分布が変わります。

特に注意すべき点は次の2つです。

  1. 異なる模試の偏差値は比較できない
    母集団の学力が違えば、同じ点数でも偏差値は変動します。志望校に近い層が受験する模試(例:河合塾の全国共通模試)は、より信頼度が高いと言えます。

  2. ボーダー偏差値は“合格率50%の目安”にすぎない
    ここでいうボーダーとは、特定の模試における「ここまで届けば合格可能性が五分」とされるライン。あくまで“指標”であり、大学の価値そのものを表すわけではありません。

偏差値は“現在の位置”を教えてくれますが、“未来の結果”までは決めていません。


A〜E判定は「今の姿」であり「将来の姿」ではない

模試を返却された瞬間、多くの受験生は判定に意識を奪われがちです。
しかし、A判定でも油断すれば落ちますし、E判定でも夏以降の追い上げで逆転する例は数多くあります。

特に現役生は、未学習範囲が多い段階では偏差値が安定しづらく、秋以降に急伸することも珍しくありません。
つまり、判定とは「受験したその日の実力の瞬間値」にすぎず、伸びしろを含めて評価しているわけではありません。

合否を左右するのは、判定そのものではなく、
・何を落としたか
・なぜ落としたか
・次にどう修正するか
という分析と行動の質です。


模試を“羅針盤”にする3つの実践ステップ

① 模試返却から72時間の“即時フィードバック”

成績向上に最も効果があるのは、「模試を受けた直後の行動」です。
返却後72時間以内に以下の分析を行うことで、弱点が「つぶれる学習」に変わります。

  • 知識不足:教科書・基礎問題で理解→翌日再テスト→1週間後再確認

  • 読解ミス:問題文の条件チェック・図解習慣の徹底

  • ケアレスミス:誤りパターンの棚卸し、見直しルール化

分析した内容は必ず書き出し、翌週以降の学習計画に組み込みます。
行動に落とし込むことで、偏差値の“上下に振り回される状態”から脱却できます。


② PDCAで「伸びる学習」を可視化する

合格者は例外なく、学習量と学習結果を数字で管理しています。

  • Plan:月の目標点を設定

  • Do:週単位で学習を分解

  • Check:小テスト・模試で成果を確認

  • Action:計画を再設計

このサイクルは勉強効率だけでなくメンタルの安定にも寄与します。
「やるべきことが見える」状態は、迷いを減らし、結果として偏差値の安定につながります。


③ 志望校選びを“偏差値だけ”で決めない

偏差値はあくまで入試の難易度の指標です。
教育内容・学びたい分野・校風・立地など、未来の選択に関わる項目は偏差値では測れません。

特に近年は入試方式の多様化や推薦枠の増減など、難易度の構造そのものが変化しているため、
「親世代の偏差値感覚」は参考にならないことが多い点にも注意が必要です。


偏差値は“地図”、合格へ歩くのはあなた自身

偏差値は、あなたの“現在地”を映す情報にすぎません。
その地図を使って“どう進むか”を決めるのは、今日、机に向かうあなたの行動です。

模試を「評価」ではなく「材料」として扱い、
返却後72時間の分析とPDCAを続ける受験生は、一歩ずつ確実に合格に近づいていきます。

地図を手にしたら、次は踏み出すだけ。
その一歩一歩が、あなたの未来を確かに変えていきます。

 


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