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教育情報・お知らせ

2025.11.15

【大学受験突破シリーズ】高2の秋から受験生─この半年で差をつける[高2生 対象]

高校2年生の秋。部活動もひと区切りが見え、周りの友人からも「そろそろ受験勉強を始めた方がいいのかな」という声が聞こえてくる時期です。実際、難関大を目指す受験生の多くは、この秋を境に学習を本格的にスタートさせています。「高2の秋から受験生」というのは、もはや常識と言えるほどの合格者の王道パターンです。ここで一歩踏み出せるかどうかが、1年後の学力の伸びを大きく左右します。

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ここから3年生になるまでの期間が重要

1. 受験生としての「期間」と「学習時間」を確保する

大学受験は、学習量の差が合否を分けます。高3になってから本格的に始めた場合、受験本番まで約7ヶ月。一方、高2の10月から始めれば、約15ヶ月という倍以上の学習期間を確保できます。この半年の差が積み重なることで、大きな実力差につながるのです。

では、具体的にどれくらい勉強すればいいのでしょうか。高校3年生の平均的な学校外での勉強時間は、平日でおよそ4時間前後、休日で10時間前後と言われています。高2生の平均が平日2時間程度であることを踏まえると、まずはプラス1時間を目安に日々の勉強時間を増やすことから始めましょう。「昨日より少し多く」という積み重ねが、半年後の大きな差を生みます。

2. 現状を正しく把握し、具体的な学習方針を立てる

志望校合格のためには、まず自分の現在地を知ることが必要です。学校内での順位だけで満足するのではなく、全国模試を活用して実力を把握しましょう。模試の結果は偏差値や判定だけを気にするのではなく、どこを間違えたのか、どの単元に弱点があるのかを明確にし、次につなげることが大切です。

さらに志望校を意識することで、「あと何点必要か」「どの科目を伸ばすべきか」といったギャップが可視化されます。この時期は試行錯誤が許される最後のチャンスです。インプットとアウトプットのバランスを調整し、自分に合う勉強法を確立していきましょう。

3. 基礎を固め、全科目に着手する

高2の秋から冬にかけて最優先すべきは基礎固めです。英語・数学・国語といった主要科目はもちろん、国公立大を志望するなら理科・地歴公民なども避けては通れません。高3になってから暗記科目に追われると、二次対策や過去問演習に時間を割けなくなります。

この時期に大切なのは、苦手科目を先送りしないことです。受験直前になってから「やっぱり理科が不安…」となっても、時間的な余裕はありません。むしろ今だからこそ、苦手に向き合う余裕があります。小さな穴を早めに塞ぐことで、大きな失点を防ぐことができます。

4. 学習習慣を生活に組み込む

「習慣化」は受験成功の最大の武器です。例えば「学校から帰ったら必ず1時間は机に向かう」「土曜の午前中は英単語に充てる」といったルールを作り、守り続けることが重要です。

また、受験勉強は体力勝負でもあります。秋は涼しく勉強に適した季節ですが、生活リズムを崩すと集中力も落ちてしまいます。夜更かしを避け、早寝早起きを徹底すること。健康管理と学習のリズムを整えることが、高3になったときの長時間学習を支える基盤になります。

まとめ

高校2年生の秋は、まだ「本気」を出していない人と、すでに「受験生」として走り出している人の差が大きく広がる時期です。この差は数ヶ月後には取り返しのつかないものになります。

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意識すべき4項目

「高2の秋から受験生になる」という意識を持ち、

  • 勉強時間を増やす

  • 現状を正確に把握する

  • 基礎を徹底する

  • 習慣を定着させる

この4つを意識して動き出すことが、合格への確かな第一歩となるでしょう。

 


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