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教育情報・お知らせ

2025.8.14

【大学受験突破シリーズ】難関大学の合格を勝ち取る受験生は1年生の夏に何をしていたか[高1生対象]

高校生活が始まって数か月。新しい友人や部活動、学校行事に追われ、気がつけば最初の夏休みが半分終わりました。

「大学受験なんてまだ先」「今は部活や遊びを優先したい」――そう考えるのも自然なことです。ですが、毎年、難関大学の合格者に話を聞くと、多くが口をそろえてこう言います。「勝負は1年生の夏から始まっていた」と。

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決意の夏

1年生の夏が持つ意味

大学受験はマラソンのような長期戦です。ゴールが3年後だからこそ、スタートを切るのが早い人ほど、余裕を持って走り切ることができます。
1年生の夏は、学力の基礎を固めるためのゴールデンタイム。ここでの積み重ねは、2年生・3年生になってからの応用力や得点力の差としてはっきり表れます。

この時期に持っておきたい意識は、次の3つです。

  1. 「早く始めれば間に合う」という自信
    中学までの勉強に不安があっても、高1の夏から真剣に取り組めば、難関大合格は十分可能です。

  2. 「土台づくり」こそ最優先
    共通テストや二次試験の問題は、1・2年生で学ぶ基礎知識が土台です。今の努力は、将来の自分を大きく支えます。

  3. 「やる気は波がある」ことを前提に
    モチベーションが落ちる時期は必ず来ます。そんな時は「30分だけ机に向かう」「簡単な問題から始める」など、立て直す方法を自分なりに持っておきましょう。

また、志望校のキャンパスに足を運んだり、パンフレットを眺めたりして「自分がそこに通っている姿」をイメージするのも有効です。目標が具体的になるほど、勉強に向かうエネルギーは強くなります。

1年生の夏にやっておくべきこと

では具体的に、何から始めればいいのでしょうか。大きく3つに分けて考えます。

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夏休みはこの3つを意識しよう

1. 日々の学習と定期テストを最優先

授業の復習を徹底し、分からないことはその日のうちに解決しましょう。特に英語と数学は積み重ねが命です。
定期テストは内申点に直結し、推薦入試を視野に入れる場合は特に重要です。模試やテストの間違いは「できなかった問題ノート」にまとめ、必ず振り返りをしましょう。

2. 計画的・戦略的に勉強する

夏休みは期間が長いため、「何を、どこまでやるか」を明確に決めることが成功の鍵です。
例えば1か月単位で教科別の目標を設定し、週ごとに進捗をチェックします。数学は「なぜこの解法になるのか」を説明できるまで深掘りするのが理想です。
また、2025年度から共通テストで必須化される「情報Ⅰ」は、1年生で履修が終わる学校も多いため、ノートや教材を大切に保管しておきましょう。

3. 志望校の情報収集を始める

受験科目や試験形式は大学によって大きく異なります。総合型選抜(旧AO入試)を検討する場合は、3年生の秋が試験本番となるため、1年生からの準備が必要です。
早めの情報収集は、勉強の方向性を明確にし、日々の努力に意味を持たせてくれます。

「まだ早い」から「やっておいてよかった」へ

1年生の夏は、派手な成果が出にくい時期です。模試の点数が急に伸びることも少ないでしょう。それでも、この時期の積み重ねは必ず後から効いてきます。
3年生になって焦る人と、余裕を持って仕上げに入る人。その差は、スタートを切った時期にあります。

だからこそ、この夏は「まだ早い」ではなく「やっておいてよかった」と未来の自分が思える行動を選びましょう。部活や友人との時間も大切にしながら、勉強の基盤づくりを始める――それが、難関大学合格への最短ルートです。

 


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