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2025.7.7
【大学受験突破シリーズ】成績のいい人は何してる?─ 「才能」よりも「習慣」で差はつく[高2生の夏]
高校2年生のための「成績を伸ばす夏」習慣術
高校2年生の皆さん、夏休みは「長いようで、あっという間の40日間」です。大学入試では、高1・高2の範囲からも多く出題されるため、この夏の過ごし方が今後の成績に大きな差を生みます。
成績上位の先輩たちは、ただ長く机に向かっているわけではありません。勉強の「質」と「やり方」を工夫しながら、着実に実力を伸ばしています。この夏、皆さんも“成績上位者の習慣”を取り入れて、未来の自分に差をつけましょう!
1. 自分の学習を“マネジメント”する力を身につけよう!
成績上位者は、「何を・いつ・どれくらいやるか」を明確に決めてから学習に取りかかっています。高校2年生の皆さんも、まずはこの3つのステップを意識してみましょう。
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具体的な学習目標の設定
「英語をがんばる」といった抽象的な目標ではなく、「英単語500語を覚える」「数列の問題集を2周する」など、数値で測れる目標を立てることが大切です。まずは夏休み全体のゴールを定めて、そこから逆算して週ごとの計画に落とし込んでいきましょう。 -
計画の見直しと調整(PDCAサイクル)
計画は立てた時点では“仮のルート”にすぎません。実際にやってみて、「うまくいったか」「予定通りに進んだか」を振り返り、必要に応じて修正する。この一連の流れを「PDCAサイクル」といいます。最初は2週間分の計画を作成し、週ごとに様子を見ながら更新していくと、無理なく続けられます。

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苦手分野への優先順位づけと外部活用
すべてを一気に完璧にしようとせず、優先順位を明確にすることも大切です。特に自力では進めづらい科目や単元は、予備校の夏期講習や映像授業などのサポートを使うと、時間を有効に使えます。
2. 「わかったつもり」にしない能動的な学習をしよう!
成績が伸びる人たちは、インプットだけで満足せず、アウトプットを通じて学びを深めています。
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基礎の徹底と苦手克服
夏休みは、苦手な単元やあやふやな基礎を固める最大のチャンスです。応用問題に進む前に、「そもそもこれ、ちゃんと理解できていたか?」を見直すことで、勉強の“土台”が安定します。わからない部分は放置せず、すぐに調べたり質問したりして「理解の穴」を一つひとつ埋めていきましょう。 -
アウトプット型学習の導入
「見る」「読む」だけの学習では、定着は不十分です。「思い出す」「説明する」といったアウトプット型の復習が記憶を強くします。たとえば、英単語を覚えるときも、何も見ずに紙に書き出す、問題形式で解く、といった工夫が効果的です。
3. 集中できる環境と、ブレない生活リズムを整えよう!
学力の伸びには、学習時間だけでなく、集中力と生活リズムの安定が大きく影響します。
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学習環境の最適化
スマホを手元から離す、机の上を整理する、静かな場所を選ぶ――こうした小さな工夫が集中力を高めます。図書館や自習室など、周囲に“がんばっている人”がいる場所を使うのも、良い刺激になります。 -
集中力を支えるポモドーロ・テクニック
集中力が長く続かないと感じている人におすすめなのが、「ポモドーロ・テクニック」です。
これは「25分間集中→5分間休憩」を1セットとし、数回繰り返したあとに少し長めの休憩を入れるという方法です。人間の集中力の持続時間に合わせたこのサイクルは、短時間でも密度の濃い学習ができるとして、多くの成績上位者が実践しています。
タイマーアプリやキッチンタイマーを活用すれば、すぐに始められます。まずは1日4セットを目標にしてみましょう。

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規則正しい生活リズムの維持
生活が乱れると、どれだけ勉強時間を確保しても効果は半減します。朝起きる時間・学習開始時間を一定に保ち、十分な睡眠・栄養・軽い運動も大切にしてください。学校の補習や夏期講習を朝から受講するのは、生活リズムを整える意味でもおすすめです。
4. 志望校を知る夏にしよう!
高校2年生の今こそ、「どんな大学に行きたいか」を考える時期ですので、
オープンキャンパスへの参加をおすすめします
この夏は、全国の大学がオープンキャンパスを開催します。現地に行って雰囲気を体験したり、オンライン説明会に参加したりすることで、志望校のイメージが明確になり、受験勉強のモチベーションも上がります。
この夏は、ただの「休み期間」ではありません。
“習慣”を変えるだけで、未来は変えられます。
すぐに結果が出なくても、自分を信じて、地道に継続してください。
この夏が、あなたの成長と志望校合格への大きな一歩になりますように。応援しています!
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