久保田学園グループ代表インタビュー
久保田学園グループ代表インタビュー
-
久保田学園グループ 代表
久保田 勤
-
塾のミッションは不変
受験指導を通して志望校合格、そして子どもの成長と自立に貢献すること久保田学園ってどういう塾ですか
創業50年小中高一貫教育で社会に貢献できるリーダーの育成を目標に掲げている学習塾です。地元公立小中学校から、公立トップ高校、そして難関大学への受験指導を行っています。
地元神戸にて創業し、ライバル塾との競争、大手学習塾の進出、他にも阪神淡路大震災を被災など数々の困難がありましたが、日々より良い指導を追求し続けて、おかげさまで50年を迎えることができました。卒業生には、大手外資系経営コンサルタント代表に最年少で就任された方や、平成生まれ唯一の市会議員として活躍される方もおられ、若くしてリーダーとなって活躍されている方を数多く輩出しています。
久保田学園が特に力をいれているのは何でしょうか
生徒の公立トップ校・難関大学合格という受験目標の達成、そして進学後にも役立つ真の学力を養う事に力をいれています。
その真の学力を身につけるために、久保田学園では2つの事に拘って指導しています。習得主義:
授業を受けたというだけでなく、本当に身についたかどうか。「自分でできる」までの指導ができているか自立主義:
やらされるのではなく、自らの意志で学んだかどうか。こどもの「やりたい」気持ちを育む指導であるかその結果、高校受験においては15年連続で公立高校進学者のうち75%(2021年度は80%以上)がTOP校、準TOP校に進学しています。大学受験においては2021年度入試で難関国公立大学51名、国公立大学172名の現役合格を達成しております。また、漢検においても全国20団体のみが選ばれる最優秀団体賞を7年連続受賞するなど成果に結びつく取り組みを行っています。
人材育成では、どんなところに力を入れていますか
指導力向上に力をいれています。そのためにはより高い授業力と、生徒のやる気を促す自立指導力を磨く研修に特に力をいれています。久保田学園ではこの研修を非常に重視しており、年間大小100を超える研修を実施しています。
授業研修においては、まず基本フォームを固める研修を行います。その上で、より分かりやすい黒板の書き方、より伝わる言葉遣い、相手に考えさせる質問など、授業の中身を深める模擬授業研修を実施しています。
自立指導研修は、コーチングをベースにしています。まず、座学により基本的な技能・知識を学んでもらいます。その上で、実践上のケースに基づき、その上で子どもに前向きに学習してもらうための接し方、そしてその考え方まで身につける研修を実施しています。
神戸最良の塾へ
教室の展開はどのように考えていますか
現在グループ全体で神戸市を中心に24教室を展開しております。教室展開は内部充実に伴って展開することを基本原則としております。久保田学園は量的にではなく、質的に最良の塾である事を目指しています。その上で教室展開を行うには、やはり意欲・実力ある人材が必要になります。ですので、意欲・実力ある人材の育成に伴い教室を展開しております。
2021年はグループ全体で3教室を新たに展開しました。新規展開というだけでなく、よりよい自学自習環境を提供するために、スタディスペース板宿を開校しました。既存の塾にあるような自習室とは一線を画した、コロナ禍に配慮し密を避けたゆとりある、落ち着いた学習空間になっております。単なる新規展開というだけでなく環境的にも最良のものを提供するという視点でも教室展開をしております。
最良の指導に欠かせないものは何ですか
人材力をいかに活用するかが大きいと考えています。先ほど述べた通り、人材育成による人材力向上を重視していますが、それ以上に働きやすい経営、運営という事が重要であると考えています。安心して働きやすい職場運営を行い、ベストなコンディションで生徒を指導または研修を行う事が最良の指導に欠かせない事です。
久保田学園ではワークライフバランスを重視し、有休消化率、残業時間等、大幅に改善しました。また、女性社員比率も大幅に向上しました。社員の皆様が安心して働ける環境でこそ全力で職務に当たることが出来ると考えております。その先にこそ最良の指導があると考えています。
代表が目指しているところ、目標はありますか
人生100年時代と言われるようになりました。このような時代において、”学ぶ”という事が学生時代だけのことではなく、これからの時代を生き抜く人生においてのテーマになったと思います。私はここまでで、真の学力という事を繰り返し言ってきましたが、真の学力とは、学ぶことを楽しみ、目標を立てて常に学ぼうとする心にあると考えています。そのような心を養うには、やはり幼少期から思春期にかけて、習得と自立に拘った学習習慣を身につけるための指導を行っていくことが改めて重要であると実感しております。学ぶということを楽しみ、常に目標に向けて努力する。結果物心ともに豊かな生活を送る事ができる。そのような生涯に渡り自立して学ぶことが出来る人を育てたいと考えております。またそのような私の目標に賛同してくれる仲間とともに研鑽しながら最良の教育を追求し続けることが私の目標です。