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2026.2.22
【大学受験突破シリーズ】保護者の「入試OS」をアップデート![保護者対象]

【大学受験突破シリーズ】保護者の「入試OS」をアップデート![保護者対象]
令和の共通テストを勝ち抜くための“見守り力”の極意
「共通テスト? 名前が変わっただけで、センター試験と同じでしょ?」
もしそう思われているなら、少しだけお時間をください。今、日本の大学入試は30年前とは別次元の「大転換期」を迎えています。
特に2026年度入試以降(今の中高生)が直面するのは、かつてない情報の海を泳ぎ切る力です。保護者の皆様が持っている「古い知識」のままアドバイスをすることは、いわばWindows 95のパソコンで最新のAIを動かそうとするようなもの。
大切なお子様の努力を空回りさせないために、保護者が今知っておくべき「3つの核心」を解き明かします。
1. 「暗記」から「パズル」へ:激変した試験内容
かつての試験は「どれだけ覚えているか」の勝負でした。しかし、現在の共通テストが求めているのは**「持っている知識をどう使いこなすか」**という思考プロセスです。
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ページ数が激増: 数学の問題で「太郎さんと花子さんの会話文」を読み解かされたり、国語で複数のレポートやポスターを比較させられたりします。問題冊子は1教科で数十ページに及ぶこともあり、もはや「読解力の持久力テスト」の側面も持っています。
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「正解」へのルートが複数ある: 単純な計算ではなく、グラフから傾向を読み取り、最適な仮説を選ぶ。この「正解のない問い」に近い形式こそが今のスタンダードです。
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保護者の心得: 模試の点数だけを見て「暗記が足りないんじゃない?」と責めるのは逆効果です。今は「考える体力」を養っている最中。解き終わった後の「脳の疲れ」を労ってあげる姿勢が、子供のモチベーションを支えます。
2. 「私立大志望だから関係ない」は大きな誤解
「うちは私立文系に絞るから、共通テストは受けなくていいよね」という会話が、今の受験現場では通用しなくなっています。
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私大受験者の約9割が利用: 現在、主要な私立大学のほとんどが「共通テスト利用方式」を採用しています。これを利用すれば、一度の試験で複数学部に出願でき、受験料の節約や移動の負担軽減にもつながります。
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「傾斜配点」という戦略: 「英語と国語だけは誰にも負けない」という子は、その2科目だけを評価する大学を選ぶことで大逆転が可能です。
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お金の話は「早めに、具体的に」: 私立大の併願が増えれば、受験料だけで数十万円、入学金を含めればさらに膨らみます。高2のうちに「国公立ならこれくらい、私立ならここまでは出せる」と経済的な境界線を伝えておくことは、子供の「自立した志望校選び」を促すことにつながります。
3. デジタル化の波と、親が担う「黒子」の役割
2026年度実施分からは、出願手続きも大きな変化を迎えます。
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Web出願への完全移行: 手書きの願書を郵送する時代は終わりました。マイページを作成し、顔写真をアップロードし、クレジットカードやコンビニで決済する。これは慣れない生徒にとって非常に神経を使う作業です。
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「自己採点」がすべてを決める: 共通テストの成績開示は、二次試験の出願が終わった後。つまり、自分の記憶を頼りにした「自己採点」だけで、運命の出願校を決めなければなりません。
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保護者の理想的な距離感: 手続きを全部やってあげる必要はありません。しかし、決済のタイミングや、自己採点ミスを防ぐための「問題冊子へのメモ」の徹底など、事務的なチェック機能としての「黒子」に徹することは、子供が勉強に100%集中するために極めて有効なサポートです。
結びに:親にしかできない「最強の武器」とは
受験は、子供が「自分の人生を自分で決める」ための、18歳最初の大きな通過点です。
保護者に求められるのは、最新の受験テクニックを教えることではありません。複雑怪奇な制度を「理解しようとしているよ」という姿勢を見せつつ、家庭を「試験の点数で評価されない唯一の場所」として保つことです。
「頑張っているのは知っているよ」「体調はどう?」
そんな何気ない一言と、温かい食卓。そして、いざという時の事務的なバックアップ。
高1・高2の今から、親子で少しずつ「入試のリアル」を共有しておくことで、1年後、2年後の受験シーズンを、不安ではなく「共に戦うチーム」として迎えることができるはずです。

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