西神中央教室(小・中学部)
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2024.10.17
「ワークを何周も解く」は正しい学習法?
当塾のHPをご覧いただき誠にありがとうございます。
今回は中学生のよくある学習法「ワークを何周も解く」についての記事になります。
「ワークを何回も解いたのに…」というよくある話
中学生の定期考査の試験範囲表には「ワーク○○ページ〜△△ページ」とページ数が明記されています。
試験前にお子様が「学校ワーク」を何回も解いているのを目にされる保護者の方もいらっしゃると思います。
「一生懸命頑張った!」という充実感とともに自信をもって試験に臨んだのに、いざテストが返却されてみると思ったより取れていなかった…。
こういった経験は誰しもあると思います。
大切なのは「一問からエッセンスを学び取ろうとする姿勢」
実は「ワークを何回も解く」だけではレベルの高い考査問題には対応できません。
例えば、社会のワークに「1895年、( )条約を結び、遼東半島が譲渡される」という問題があったとします。
問題を解くのが作業になってしまっているお子様は、必死になって空所に入る「下関条約」、つまり、一問一答的な「答えだけ」を覚えようとします。一方で、実際のテストでは「下関条約」だけではなく、どの戦争・どの国との講和条約なのか、条約を結ぶ際の内容は他にどういったものがあったか、譲渡された地域が地図上で選べるのかといった、その問題を構成する様々なエッセンスが出題されます。「とにかく分量をこなすだけ」の学習では、学年が上がり、教科の負荷が高まってくると、処理しきるのが難しくなります。
中学生は授業終わりで、難度の高い考査問題に対応できるように、こういったエッセンスが習得できているか、口頭で確認を行うこともあります。
折に触れて正しい学習法を伝える
自学自習で一生懸命頑張っているけど、なかなか思ったような成果が出ていない…。そういったお子様は、ひょっとすると上記のような学習法になっているのかもしれません。久保田学園では定期的に正しい学習法を伝えており、普段の授業はその実践の場となっております。もし、「この学習法は正しいのかな?」「今よりも上手に勉強できるようになりたい!」という方はぜひ下記バナーよりお問い合わせください。